記事の要約
・行って良かった箱根のオススメ観光地を紹介
・交通手段は「箱根フリーパス」がオトク
・1泊2日の想定コースを案内
箱根とは
箱根は、神奈川県にある日本有数の温泉地です。
どれに行けばいいか分からないぐらい、多くの観光施設があるエリアになります。
今回は、4日間かけて箱根を回った僕が、行ってよかった観光スポットを紹介していきます。
選ぶ基準について
「箱根らしい観光地」を中心に選んでいます。
せっかく旅行に来たからには、その地域ならではの場所に行かないともったいないと考えているからです。
日程は、1泊2日を想定
それでは、1泊2日を想定して観光地を紹介していきます。
1日目:箱根の大自然を満喫
1日目のダイジェクト
・箱根ロープウェイで大涌谷へ
・箱根海賊船に乗って、富士山を楽しむ
・箱根港周辺を散策(箱根関所、恩賜公園、成川美術館)
1日目は、箱根の大自然を見て回ります。
朝7:00に新宿を出たとしても、2時間30分もあれば箱根に着くので、10:00スタートとします。
10:00 箱根ロープウェイで大涌谷へ(滞在60分)
最初は箱根ロープウェイからです。
火山ガスや強風の影響で年に数回は運休があるので、出来れば1日目に行っておきたい場所です。
もし運休だったら2日目の予定と入れ替えましょう。
箱根ロープウェイ|地球の鼓動を感じる絶景スポット( 神奈川) ★★☆
「箱根ロープウェイ」に行ってきました。
火山ガスが湧き出る非日常の風景や、富士山も一緒に楽しめる箱根屈指の絶景スポットです。続きを見る
12:00 箱根海賊船(乗船30分)
次は箱根海賊船です。ロープウェイからは徒歩5分ぐらいの距離にあります。
桃源台港から、次の箱根町港まで乗ります。
箱根海賊船|箱根フリーパスで乗れる芦ノ湖の遊覧船( 神奈川) ★☆☆
芦ノ湖の「箱根海賊船」に乗ってきました。
船内の様子やオススメルートを紹介します。続きを見る
13:00 箱根駅伝の折り返し地点
箱根町港から徒歩3分に、箱根駅伝の折り返し地点があります。
ランナーの聖地になっているようで、けっこう記念撮影している人がいました。
箱根駅伝ミュージアムもあるので、「毎年、箱根駅伝は絶対見てる!」という大ファンの人は、入っておきましょう。
(今回は観光時間に含んでいません)
13:00 昼ごはん(60分)
箱根町港には飲食店が多いので、お腹が減っていたらお昼にしましょう。
ここからは歩き回るので、お腹が減っていなくても水分とエネルギーを補給しておきましょう。
僕は大涌谷で温泉卵を5個食べたので、それがお昼代わりになりました。
14:00 箱根関所(滞在45分)
箱根町港から徒歩5分ぐらいで、箱根関所に着きます。
箱根関所を見終わったら、湖沿いを北に歩いて行きましょう。
箱根関所|江戸の治安を守っていた重要拠点( 神奈川) ★☆☆
「箱根関所」に行ってきました。
事前に知っておいた方が楽しめる豆知識を合わせて紹介します。続きを見る
15:00 恩賜箱根公園(滞在45分)
そのまま北に歩いていけば、すぐに恩賜箱根公園に入ります。
公園を全て散策すると疲れるので、「中央広場」と「弁天の鼻展望台」だけを目指すようにしましょう。
恩賜箱根公園|かつて皇族の離宮があった公園( 神奈川) ★☆☆
「恩賜箱根公園」に行ってきました。
かつての皇族の別荘(離宮)だけあって、眺めはバツグンに良いです。続きを見る
16:00 成川美術館(滞在30分)
最後は美術館でフィニッシュです。
日本画がメインですが、ちょっと変わった作家を紹介していることが多いので、美術に興味がない人でも楽しめると思います。
展望ラウンジから見える富士山と、展示してある象牙彫刻は必見です。
成川美術館|富士山が見える箱根の美術館( 神奈川) ★☆☆
箱根の「成川美術館」に行ってきました。
日本画のコレクションが中心で、展望ラウンジからの景色が抜群に良い美術館です。続きを見る
1日目の夜は温泉で疲れを癒す
夜は温泉に入って、疲れをとりましょう。
泊まっている旅館に温泉がない場合は、日帰り温泉もたくさんあります。
日帰り温泉:箱根湯寮
箱根の日帰り温泉なら「箱根湯寮」をオススメします。
(長い距離を歩いてもいい&早朝なら「湯の里おかだ」がオススメ)
箱根の日帰り温泉の多くは、ちょっと駅から離れた不便な場所にあります。
「箱根湯寮」なら、箱根湯本駅から15分毎ぐらいに無料シャトルバスを出ているので非常に便利です。
立派な庭もあって、ちょっとした高級旅館気分も味わえます。
食事処もあるので、温泉のあとはゆっくりご飯を食べてもいいかもしれません。
2日目:箱根だけの美術館巡り
2日目のダイジェクト
・星の王子様ミュージアム
・箱根ガラスの森美術館
・箱根彫刻の森美術館
箱根には面白い美術館がたくさんあります。
箱根でしか見れない&エンタメ性が高くて誰でも楽しめる美術館を、3つ厳選しました。
10:00 星の王子さまミュージアム(滞在60分)
世界で唯一の「星の王子さま」を題材にしたミュージアムです。
紹介する3つの中では一番パンチが弱いので、最初に訪れることをオススメします。
星の王子さまミュージアム|世界唯一の専門美術館( 神奈川) ★☆☆
箱根にある星の王子さまミュージアムに行ってきました。
小説のファン向けの施設ですが、花好きも楽しめる場所になっています。続きを見る
11:30 ガラスの森美術館(滞在120分)
次はガラスの森美術館です。
星の王子さまミュージアムからは、徒歩10分くらいです。
昼御飯をココで食べてもいいですが、混んでいる場合は次の彫刻の森に向かう途中で食べておきましょう。
箱根ガラスの森美術館|ヨーロッパ気分を手軽に味わえる美術館( 神奈川) ★★☆
箱根にあるガラスの森美術館に行ってきました。
庭園も見応えがあって、ヨーロッパ気分を手軽に味わうことが出来ます。続きを見る
14:00 彫刻の森美術館(滞在120分)
最後は彫刻の森美術館です。ガラスの森美術館からはバスで15分ぐらいで着きます。
晴れじゃないと楽しみにくい施設なので、当日の天気が悪ければ行く順番を変更しましょう。
(星の王子さまや、ガラスの森は屋内展示も充実しています)
箱根 彫刻の森美術館|芸術に興味がなくても楽しめるエンタメ美術館( 神奈川) ★★☆
箱根にある「彫刻の森美術館」に行ってきました。
彫刻に興味がない人でも楽しめるエンタメ性の高い施設で、箱根の観光地の中でも特にオススメです。続きを見る
箱根温泉の魅力
観光スポットの紹介は以上ですが、箱根温泉についても語っておきます。
昔の僕は「旅行先に温泉があったら入るけど、わざわざ温泉を目的にはしない」ぐらいの価値観でしたが、箱根温泉でそれが変わりました。
きっかけは、関西→神奈川の夜行バスで疲れ果てた僕を癒してくれた、日帰り温泉「湯の里おかだ」です。
湯の里おかだ
夜行バスで神奈川に到着したのが朝の6:00とかで、そんな早朝に開いている温泉はここぐらいでした。(注:今はコロナで営業時間が短縮されています)
まず露天風呂に入って思ったのが、箱根の景色が素晴らしい!
山々に囲まれた絶好のロケーションにあります。
湯船も最高。
石の枕があって、仰向けで寝そべれるようになったジャグジー付きの湯船に、30分ぐらいボーっと入っていました。
マジで体力が回復してくるのが分かるくらい癒されました。
水が飲めるウォータークーラーも設置されているので、脱水症状にもならず安心です。
夜ではなく、景色が見える明るいうちに訪れることをオススメします。
エヴァンゲリオンの舞台
箱根は、ロボットアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の舞台にもなっています。
現在の東京が消滅してしまって、今の箱根の位置に「第3新東京市」があるという設定です。
街中にはコラボグッズなどが置いてあって、箱根湯本駅の近くには専門店もあります。
お得な乗車券(箱根フリーパス)
箱根の移動には、「箱根フリーパス」がおすすめです。
・東京方面からの往復乗車券
・箱根エリア乗り放題(ロープウェイや船も含む)
・観光施設の割引
がセットになって5500円ぐらいです。出発駅によって値段が変わります。
有効期限は2日券と3日券があって、どの小田急線(新宿〜小田原駅)でも買うことができます。
今回紹介した観光地も、全て箱根フリーパスで乗ることが出来ます。
運行状況もホームページでチェック出来ます。強風や火山ガスで運休になる可能性があるロープウェーには特に注意です。
最後に
箱根は温泉だけじゃなく、観光スポットがたくさんあるエリアです。
今回はなるべく箱根の魅力を取りこぼさず、移動の無駄が少ないルートを紹介しました。
ぜひ、箱根に訪れるときの参考にしてみてください。
時間に余裕がある人は、箱根のもう一つの「駒ヶ岳ロープウェー」もオススメです。
箱根 駒ヶ岳ロープウェー|山頂に神社がある絶景スポット(神奈川) ★★☆
箱根の絶景が楽しめる「駒ヶ岳ロープウェー」に行ってきました。
頂上からは富士山が見えて、青空に映える神社もあります。続きを見る