記事の要約
・有名人の玉垣(名前付きの板)が4000枚以上
・誰でも13000円で奉納出来る
・アクセスは車折神社駅から徒歩1分
車折神社(くるまざきじんじゃ)とは
車折神社は、京都の嵐山にある寺院です。
車折神社内にある「芸能神社」が有名で、有名歌手からアニメキャラまで幅広い人物の名前が確認出来ます。
今回はそんな車折神社の魅力を紹介していきます。
本殿の祭神は清原頼業(きよはらのよりなり)
車折神社に祭られているのは、平安時代の儒学者である「清原頼業」です。
主に金運・良縁・学業のご利益がありますが、境内にある芸能神社の方が有名になので影の薄さは拭えません。
手作り感あふれる公式サイトでもあんまり触れられていない有様ですが、ちゃんと本殿にもお参りしておきましょう。
境内にある芸能神社
車折神社の敷地内にある、芸能神社です。
芸能神社が有名になった理由の一つは、有名人による玉垣(たまがき)の奉納です。
玉垣とは?
玉垣は、神社の周囲にめぐらされる塀のことです。
祭神は天宇受売命(あめのうずめのみこと)
芸能神社に祭られているのは、「天宇受売命(あめのうずめのみこと)」です。
太陽神である天照大神が天の岩戸に引きこもったときに、外で踊って誘い出した神様になります。(そのときの踊りを神楽と言います)
日本最古の踊り子とも言われているので、芸能を司る神様として、これ以上の適任はありませんね。
掲示されている玉垣は4000枚以上
芸能神社では、13000円を払えば名前付きの玉垣を奉納することが出来ます。
掲示されるのは2年間だけですが、多くの有名人が奉納するので常に4000枚近い玉垣が飾られています。
境内の一部ですが、こんな壁が永遠と続いています。
境内には収まらず、駐車場の方までハミ出しているので、全部見て回ろうとするとかなりの時間がかかります。
実在の人物だけでなく、アニメキャラもいます。
ジャンプ漫画「ワンピース」のキャラ達ですが、その隣が蛭子能収なのが個人的にポイント高いです。
他にも俳優から歌手、芸人やアニメキャラに至るまで、芸能に関わるあらゆる人の名前を見ることが出来ます。
所要時間は15〜60分
小さな寺なので、ざっと回れば15分もかかりません。
でも「どんな人がいるのかな?」と探し始めると、けっこうな時間が過ぎていきます。
割と知った名前が次々と出てくるので飽きにくいです。
拝観時間と拝観料
営業時間 | 9:30〜17:00 | |
定休日 | 年中無休 | |
拝観料 | 無料 | |
公式サイト | 利用案内(最新情報を確認下さい) |
料金は無料なので、気軽に立ち寄ることが出来ます。
アクセス
住所 | 〒616-8343 京都市右京区嵯峨朝日町23 | |
電話番号 | 075-861-0039 | |
電車+バス | 嵐電「車折神社駅」から徒歩1分 | |
公式サイト | 交通アクセス(最新情報を確認下さい) |
公式サイトの案内が分かりにくいですが、ようは嵐電の「車折神社駅」を降りれば、目の前が神社です。
嵐山駅〜車折神社は徒歩15分ぐらい(1.2km)なので、夏以外なら嵐山駅から歩いてもいいかなと思います。
地図
最後に
芸能神社は言ってしまえば、名前が書いた玉垣が展示してあるだけの場所になりますが、本人達がここに来ていたと考えると感慨深いものがあります。(関係がない、第三者の奉納は禁止されています)
好きな芸能人の名前と写真を撮っている人も多いので、ぜひお気に入りの玉垣を探してみましょう。
掲示は2年間なので、定期的に行ってみても面白いかもしれません。