別府温泉 地獄めぐり|五感で楽しむ温泉テーマパーク(大分) ★★

2020年5月31日

別府温泉 地獄めぐり

こんな人にオススメ

・日本一の温泉街に行きたい

・温泉を色んな方法で楽しみたい

・効率よく地獄めぐりがしたい

別府(べっぷ)温泉とは

別府温泉の街並み

別府温泉とは、源泉数・湧出量ともに日本一の温泉都市です。

「別府八湯」と呼ばれる8つの温泉郷が有名ですが、今回は別府温泉の地獄めぐりを中心に紹介します。
(別府八湯は、別府、浜脇、観海寺、堀田、明礬、鉄輪、柴石、亀川)

温泉都市というだけあって、町中から温泉湯気が出ていて旅行情緒もバツグンです。

 

地獄めぐりとは

別府温泉のキャラクター

地獄めぐりとは、別府市内の変わった特徴を持つ8箇所の温泉地(地獄)を回ることです。

それぞれ変わった色の温泉や、温泉熱を利用した動物飼育、温泉卵などの温泉グルメなど、温泉を色んな方法で堪能することができます。

「地獄」と名前は付いていますが、ホラー要素はないので、小さなお子様でも安心して楽しめるようになっています。

 

見どころ

それでは、それぞれの地獄を紹介していきます。

山地獄

温泉熱を利用したミニ動物園になっています。

別府温泉 山地獄のカピバラ

気持ちよさそうに温泉に入るカピバラ。

別府温泉 山地獄のカバ

小動物だけかと思いきや、カバまでいてビックリしました。

別府温泉 山地獄のカバ

お客さんに餌をねだるカバ。

距離が近くて迫力がすごかったです。

(注)カバの昭平くんは2017年に他界したそうです。ご冥福をお祈りします。

 

海地獄

別府温泉の海地獄

湯気でほとんど見えませんが、コバルトブルー色の温泉です。

硫酸鉄が融解しているため、青く見えるそうです。

売店も充実しており、温泉熱で作った「地獄蒸しプリン」なども販売しています。

 

鬼石坊主地獄

別府温泉の鬼石坊主地獄

灰色の熱泥が、常にポコポコと沸騰し続けているように見えます。

色的に一番地獄らしいかも。

 

かまど地獄

別府温泉のかまど地獄

ここだけで、6種類ほどの地獄があってバリエーション豊富です。

どうしても時間がない人は、かまど地獄だけ行けばいいと思います。

別府温泉のかまど地獄(粘土)

ねばっこい粘土が噴出しています。

別府温泉のかまど地獄(コバルトブルー)

こちらにもコバルトブルー色の温泉があります。

原因はわかっていませんが、時間帯によって色合いが変わるらしいです。

あとは飲む温泉もありますが、しょっぱいので注意しましょう。

 

鬼山地獄

別府温泉の鬼山地獄(ワニ)

別名「ワニ地獄」とも呼ばれ、温泉熱を利用してワニを飼育しています。

写真に写っていない範囲にも、引くほどワニがいます。

土日の10:00, 14:30に餌やりがありますので、見逃さないようにしましょう。(餌やりの時間

 

白池地獄

別府温泉の白池地獄

噴出時は無色透明ですが、温度と圧力の変化によって青白くなるそうです。

熱を利用して、熱帯魚やピラルクなども飼育されています。

 

竜巻地獄

別府温泉の竜巻地獄

一定時間毎に温泉が噴き出す「間欠泉」があります。

噴出の間隔は30〜40分で、一回の噴出は6〜10分続きます。

ボーッと見てて、写真は撮り損ねました。

 

血の池地獄

別府温泉の血の池地獄

血の色をした温泉です。

酸化鉄、酸化マグネシウムが含まれているため赤く見えます。

地獄めぐりの締めにふさわしい場所です。

 

おすすめルート

おすすめの回り方です。

海地獄エリア(徒歩圏)

1.山地獄(共通券では入場不可。動物に興味がなければ飛ばしてもOK)
2.海地獄(売店、食事処あり)
3.鬼石坊主地獄
4.かまど地獄
5.鬼山地獄(ワニの餌やり:土日10:00, 14:30)
6.白池地獄

  ↓
バス・車で移動(約3km)
  ↓

血の池地獄エリア(徒歩圏)

7.龍巻地獄(売店あり)
8.血の池地獄(一番大きい売店、食事処あり)

どこから回ってもいいのですが、お土産が一番買いやすい、血の池地獄を最後に持ってきました。

時間の注意が必要なのは、鬼山地獄のワニの餌やりだけです。

楽に回るのであれば、亀の井バスの定期観光バスもおすすめです。
事前に予約が必要なので注意しましょう。

所要時間

1つの地獄にかかる時間は10〜30分ほどです。

全て回ったとしても、移動時間込みで4時間もあれば十分だと思います。

 

チケット料金

1箇所400円で、7箇所の共通チケットが2000円になります。

共通チケットは各施設の入り口で買えて、有効期限は2日です。(共通チケット情報

ミニ動物園がある「山地獄」だけは共通チケットで入場できず、別途500円かかるので注意しましょう。

 

アクセス

最寄りの「別府駅」から海地獄エリアまでバスで20分程度です。

別府地獄巡り公式サイト

フェリー「さんふらわあ」

関西圏から別府温泉へ行く場合は、大阪南港から出ているフェリーがおすすめです。

フェリー「さんふらわあ」公式サイト

おすすめポイント

・夜に寝てる間に着く。
・船の上にいることを忘れるくらい快適。全然揺れない。
・旅に出ている感じがハンパない。これ重要!
・新幹線で行くよりも安い。個室も思うほど高くない。
・利用する時は、最低でもツーリストベッド(カプセルホテルみたいな感じ)以上を。ツーリスト(雑魚寝)はキツイ。

最後に

別府温泉は入るだけじゃなく、色んな角度から温泉を楽しめる町です。

今まで温泉に興味がなかった人にもオススメできるので、ぜひ足を運んでみて下さい。

 

周辺の観光情報

由布院

由布院のステンドグラス美術館

こちらも有名な温泉街。

別府からバスで1時間ぐらいで着くので、合わせて訪れましょう。

美術館などが多めで、ステンドグラス美術館は必見。

 

中津のから揚げ

中津駅

別府からは遠いですが、時間に余裕があれば中津の唐揚げを食べに行ってください。

思わず、その日の昼&夜ご飯が唐揚げオンリーになるぐらい旨かったです。

よくイベント会場などで見かける「中津のからあげ!金賞受賞!」みたいなのとは、まったくの別物です。
(ウチは同じ味だよ!という関係者様がいらっしゃいましたら教えてください。見かけたら買います。)

福沢諭吉記念館の一万円札
赤の斜線は、財務省の偽造防止方針に則り追加しました。

中津は福沢諭吉が幼少期を過ごした場所なので、「福沢諭吉記念館」があります。

日本で始めて刷られた1万円札(お札の通し番号:A 000001 B)などが展示されています。

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