こんな人にオススメ
・屋久島に初めて行く
・縄文杉以外の見どころを知りたい
・屋久島旅行の注意点を確認しておきたい
屋久島とは
屋久島は、鹿児島の南に位置する島です。
ジブリ「もののけ姫」のモデルにもなっていて、樹齢1000年を超える屋久杉や、苔で覆われた森などが有名です。
今回は屋久島に初めて行く人に向けて、オススメのツアーやグルメを紹介していきます。
世界遺産にも登録
屋久島は、1993年に日本で最初の世界遺産に選ばれました。
(姫路城・法隆寺・白神山地と同時登録)
日本の固有種である杉の優れた自生地であることと、絶滅危惧種が多く住む自然の豊かさが選定理由です。
杉って日本の固有種だったんですね。日本で花粉症が多い訳だ。
ちなみに屋久島は湿度が高くて花粉がすぐに地面へ落ちてしまいます。
花粉症の人も、よっぽどの重症じゃない限り発症しないそうなので安心してください。
屋久杉とは?
屋久島に自生する杉のことです。
屋久島は岩島なので土地の栄養が少なく、植物がゆっくり育ちます。
なので木目が細かく樹脂分も多くなって、他の杉に比べて腐りにくい特徴があります。
屋久島トレッキング
初めて屋久島に来る人は、「縄文杉コース」か「白谷雲水峡コース」が目的の人が多いと思います。
↓詳細は別記事で解説します。
屋久島トレッキング|縄文杉と白谷雲水峡へ行く前に知っておきたいこと( 鹿児島) ★☆☆
屋久島の縄文杉と白谷雲水峡へ行ってきました。見どころや事前に知っておきたかったことなどを解説します。
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周遊バスツアー「やくざる号」
トレッキングも良いですが、屋久島周遊のバスツアー「やくざる号」もオススメです。
「午前」「午後」「午前+午後(1日)」のコースから選べて、効率よく屋久島を観光できます。
↓詳細はこの記事を見てください。
やくざる号|半日で屋久島を周遊するバスツアー( 鹿児島) ★★☆
屋久島の現地バスツアー「やくざる号」に乗ってきました。
個人的には縄文杉トレッキングよりも満足度が高くて、屋久島の魅力が堪能できる1日になりました。続きを見る
名物グルメ
続いて、屋久島のグルメも紹介していきます。
飛び魚(トビウオ)
屋久島名物のトビウオです。
トビウオは回遊魚で、屋久島近くの黒潮を通るのでたくさん漁獲されます。
見た目も楽しめるので、屋久島に来たら一度は食べておきましょう。
(羽も食べられます)
オススメのお土産
屋久島の土産物屋さんで試食しまくった中で、オススメのお菓子を紹介します。
(独断と偏見と関西人の舌による判定です。)
第1位 馬場製菓「ぽんかんもなか」
屋久島名物であるポンカンを、贅沢に使用したモナカです。
純粋に美味しいですし、パッケージも屋久島の名物であることが分かりやすい。
1つ130円ぐらいとお手頃で、お土産にぴったりの逸品です。
楽天市場で「ぽんかんもなか」を探す
(Amazonは変な業者しかいなかったので割愛)
第2位 馬場製菓「屋久杉せんべい」
1位と同じ馬場製菓ですが、このメーカーのお菓子はどれもレベルが高かったです。
「屋久杉せんべい」には年輪の模様があって、見た目も味もしっかりしています。
値段は1枚50円ぐらいなので、職場などでバラまくお土産に最適です。
第3位 まむずきっちん「永田の塩クッキー」
ウミガメの形をした、ナッツ入り塩クッキーです。
塩といってもアクセント程度なので、優しい味に仕上がっています。
1つ110円ぐらいですが小包装が簡素で、どこの土産か分かりにくいのが難点。
他には「屋久島のスイートケーキ」とかもめっちゃ美味しかったですが、使っている安納芋は種子島の特産なのでランキング除外。
屋久島旅行の注意点
必要な日数は?
3泊4日は欲しいところです。
九州以外の人は移動に半日〜1日かかるので、それが最低ラインと考えます。
おすすめの旅行時期は?
オススメは3月下旬〜4月か、10月〜11月です。
冬の屋久島は難易度が上がりますし、夏は虫が大量に発生するので、山に慣れていない人は避けた方がいいと思います。
僕は3月下旬に行きましたが、レインコートを着て歩き回れるぐらいのちょうどいい気温でした。
虫も見かけなかったです。
屋久島の天気
屋久島は、「ひと月に35日雨が降る」と小説『浮雲』で表現されたように、非常に雨の多い地域です。
雨は降るものとして行動しましょう。
トレッキングの時も、レインコートが必須です。
どこに宿泊すべき?
ほとんどの人は、宮之浦エリアと安房エリアで悩むと思いますが、宮之浦エリアをオススメします。
やはり宮之浦の方が店が多いですし、「白谷雲水峡コース」の入口にも近いです。
(逆に「縄文杉コース」の入口は、安房の方が近い)
宮之浦・安房エリア以外の人は、ご飯を食べる場所にも困ると思うので、食事付きの宿を予約するようにしましょう。
屋久島への行き方
アクセス方法にはフェリーと飛行機がありますが、飛行機をオススメします。
(鹿児島空港→フェリーは時間がかかりすぎます。荒天時の欠航率も、飛行機の方が低いです)
大阪伊丹空港、福岡空港、鹿児島空港の3箇所から出ていますが、便数が一番多い鹿児島空港で乗り換えるプランを検討しましょう。
関西〜九州の人は、「新幹線で博多駅→福岡空港→屋久島」のルートもあります。(僕はこれで行きました。博多駅と福岡空港が近すぎてビビる)
最後に
屋久島は大自然の魅力が詰まった島ですが、アクセスが悪すぎて気軽に行ける場所ではありません。
「絶対に縄文杉が見たいんだ!」などの目的を持って行くようにしましょう。
トレッキングが好きな人は、屋久島に何十回も来るぐらいハマってしまうこともあるので、這ってでも行きましょう。
ワタミグループで有名な渡邉美樹さんも屋久島にハマって、何十回も通っているそうです。
なんにせよ屋久島に行く時はしっかりと計画を立てて、悔いが残らないようにしましょう。