記事の要約
・ライトアップされた洞窟がキレイ
・青の洞窟に行くまでの坂がキツい
・色々と悪評も多いが、こういう場所だと割り切れば楽しめる
聖域の岬 青の洞窟とは
聖域の岬 青の洞窟は、石川県の珠洲市にある観光地です。
半島の先端にあって、日本海の荒々しさを感じることが出来るスポットになっています。
何かと悪評も多い施設ですが、個人的には楽しめたので紹介していきます。
有名旅館「ランプの宿」が運営
青の洞窟は、「ランプの宿」という宿泊施設が運営しています。
テレビでも取り上げられることが多い有名旅館で、目の前には日本海が広がっています。
一回は泊まってみたいですが、一泊一人5万以上する&スーパー僻地なので、なかなか手が出せない旅館です。
聖域の岬 青の洞窟の見どころ
それではさっそく青の洞窟を見ていきます。
先に売店の建物でチケットを買います。
価格は、展望台とセットで1500円と強気です。
無人の入り口で、チケットのバーコードをかざして入ります。
出る時にも必要になるので、チケットは無くさないようにしましょう。
展望台からの景色
入場してすぐの所に、崖から突き出た展望台があります。
下に見えているのがランプの宿です。
展望台は柱がない構造なので、先端は思ったより揺れるので注意しましょう。
人数も5人ぐらいまでと制限されています。
ちなみに展望台の目の前にある建物にも昇ることが出来ます。
建物の上から見た風景です。
そんなに景色が変わるわけでもないので、体力のある人だけ昇るようにしましょう。
青の洞窟への道
次に青の洞窟を目指します。
同じ敷地内なので歩いて5分ぐらいです。
すっごい曲がった木がありました。
海から吹き付ける風の強さが良く分かりますね。
青の洞窟へは、この赤い門を通っていきます。
青の洞窟までの道は急な坂道になっているので覚悟しておきましょう。
ちなみに、帰りもこの道で帰ってくるしかありません。
やっと青の洞窟に到着です。
夏の暑い日は、訪れるのを避けたほうがいいかもしれません。
青の洞窟
それでは青の洞窟に入っていきます。
洞窟は小さくて、写真で写っている範囲で全体の8割ぐらいです。
洞窟の中心には、四角形に水が張ってあります。
カメラの目線を下げて水面に風景が反射するようにすると、なんかそれっぽい写真が撮れるやつです。
ちなみに青く見えるのは全てライトのおかげです。
海と繋がった洞窟もあって、日本海の様子を楽しむことも出来ます。
けっこう波が高い日だったので普通に迫力がありました。
この辺りに落ちている石がパワーストーンらしいですが・・・。
まあ、お守りとかも工場で大量生産されるものが多いですし、大事なのは信じる心かなと思います。
昔は素朴な洞窟でしたが、今では人工物丸出しで、悪評の原因の一つにもなっています。
ただ、地方の観光地は写真映えに特化させないと、なかなか集客が難しい側面もあるので一概に悪いとも言えない気がします。
宣伝文句に「能登の大自然を堪能!」とか使わなければの話ですが。
帰りも来た道を戻って、ゲートも同じところを通ります。
売店がけっこう充実しているので寄っておきましょう。
日本三大パワースポット?
日本三大パワースポットを名乗ってますが、ぶっちゃけ根拠は希薄です。
本当に昔からのパワースポットなら修験道とかの修行の地になっていたり、地域で祀られていたりするものですが、その痕跡もありません。
余計なことを言ってハードルを上げてしまっているのも、悪評に繋がっているのかなと思います。
アトラクション的に見たらそんなに悪くない場所なのに、もったいないなと個人的に感じます。
所要時間
ざっと回るだけなら30分。
じっくり写真を撮りながら回っても1時間はかからないと思います。
営業時間と入場料
営業時間 | 8:30〜16:30 | |
料金 | 大人1500円、小学生以下200円 |
料金は大人1500円でちょっと高い気がします。
その反面、子供は200円と一気にリーズナブルになります。
アクセス
住所 | 〒927-1451 石川県珠洲市三崎町寺家10-11 | |
電話番号 | 0768-86-8000(ランプの宿) | |
駐車台数 | 約50台 | |
駐車料金 | 無料 | |
公式サイト | 交通アクセス(最新情報を確認下さい) |
能登半島の先端にあるので、アクセスはメチャクチャ悪いです。
バスで行こうとしても写真のバス停で降ろされて、1kmぐらい歩く必要があります。
出来ればレンタカーなどを利用しましょう。
地図
最後に
能登半島にある青の洞窟は、何かと悪評の多いスポットです。
たしかに人工的なライトで照らされていますし、料金も若干高いですが、そういうのを分かった上で行くと普通に楽しめます。
そもそも能登半島の先端に来ることなんて人生で何度もないでしょうから、近くまで来たらせっかくなので入場しておきましょう。