那智の滝|世界遺産にも登録された日本一の滝(和歌山) ★★★

2020年6月14日

那智の滝を遠くから

こんな人にオススメ

・日本一の滝を見たい

・大自然を堪能したい

・和歌山に旅行する予定だ

那智の滝(なちのたき)とは

那智の滝は、和歌山県にある落差133mの日本一の滝で、「日本三大滝」の1つに選ばれています。(他の2つは栃木県「華厳の滝」と茨城県「袋田の滝」)

古くから信仰の対象であり、現在は飛瀧神社のご神体でもあります。

アクセスは少し悪いですが、美しさも日本トップクラスの滝なので、日本のどこからでも訪れる価値があります。

世界遺産にも登録

熊野古道

那智の滝周辺は「紀伊山地の霊場と参詣道」として、2004年に世界遺産に登録されました。

吉野山、高野山、熊野山などを含む広範囲の世界遺産ですが、今回は那智の滝を含む熊野那智大社エリアにスポットを当てて紹介していきます。

 

見どころ

おすすめルート

滝の近くまでバスで行く方法もありますが、熊野那智大社方面から歩いていくルートをおすすめします。

那智の滝は遠くからでも見えるので、徐々に近づいていく感じが気分を盛り上げてくれるはずです。

 

熊野那智大社への道

熊野那智大社の参道

バス停「那智山」で降りたら、まずは熊野那智大社への参道を歩いて行きます。

頂上まで10分もかかりません。

 

熊野那智大社

熊野那智大社の外観

熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)の一つです。

熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ)を祀っていて、縁結びのご利益があります。

那智山 青岸渡寺(せいがんとじ)

那智山 青岸渡寺(せいがんとじ)の外観

少し進むと、青岸渡寺が見えてきます。

あの有名な西国三十三所巡礼の第一番でもあります。

 

三重塔

那智の大滝の三重塔

最高に写真映えするスポットです。

三重塔が良い仕事しすぎ。

三重塔の中には入ることができて、観音様の絵などを見ることができます。

 

飛瀧神社(ひろうじんじゃ)

飛瀧神社の入り口

三重塔から10分ほど歩くと飛瀧神社が見えてきます。

(調べるまで「ひりゅう」って読んでいたのは内緒です)

 

那智の滝

那智の大滝

近くで参拝するには300円が必要です。

ちょっとした御守りも貰えるので、ぜひ近くまで行ってみましょう。

一番上の滝が始まる部分が3つに分かれているので、別名「三筋の滝」ともいわれています。

 

落差133mで日本一

那智の大滝

ご神体として祀られています。

滝の飛沫を浴びると延命長寿のご利益があるそうですが、風に乗ってビシビシ水滴が飛んできました。

なかなか迫力があります。

 

熊野古道

熊野古道の入り口

那智の滝周辺には、熊野古道へと続く道が無数にあります。

時間がなくてちょっとしか歩けませんでしたが、雰囲気たっぷりでした。

 

八咫烏(ヤタガラス)のやた殿, やた姫

ゆるキャラのやた殿とやた姫

売店には八咫烏(ヤタガラス)をモチーフにしたご当地キャラがいました。

八咫烏は三本足の導きの神様です。

日本神話の中で、神武天皇を熊野国(和歌山県)から大和国(奈良県)まで道案内したとされています。

 

所要時間

のんびり散策するとして、所用時間90分〜120分ぐらいだと思います。

 

アクセス

那智駅の外観

最寄りの「那智駅(なちえき)」から、31番系統のバスで30分ほどです。

那智駅自体が遠いので、都市圏から出ているバスツアーに参加するのも一つの手です。

アクセス:公式サイト

最後に

那智の滝は、どこから見ても本当に美しい滝です。

アクセスが良いとは言えませんが、ぜひ人生で一度は足を運んでみて下さい。

 

周辺の観光情報

中村覚之助の顕彰碑(プチ情報)

中村覚之助の顕彰碑

那智駅前には、日本のサッカー普及に尽力した中村覚之助の顕彰碑があります。

JFA:日本サッカー協会のエンブレムが八咫烏(ヤタガラス)なのも、彼の故郷が那智であることに由来しています。(八咫烏は日本神話で那智に登場)

八咫烏は太陽の化身とも言われているので、日の丸(太陽)を背負うサッカー日本代表にピッタリですね。

 

香梅堂の鈴焼き(土産情報)

日本でもここでしか買えない鈴焼きです。一口カステラの部類ですが、めっちゃ美味いです。

香梅堂 公式サイト

 

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