記事の要約
・嵐電の嵐山駅に隣接した観光スポットです
・本物の着物(京友禅)を使っています
・夜のライトアップがオススメ
キモノフォレストとは
キモノフォレストは、京都の嵐山駅にある観光スポットです。
本物の着物(京友禅)が入ったポールがいくつも並んでいて、夜にはライトアップもされる美しいエリアになります。
今回は、そんなキモノフォレストについて紹介していきます。
嵐電の嵐山駅にあります
キモノフォレストは、嵐電の嵐山駅リニューアルを記念して2013年に作られました。
「隙間さえあればポールを立てる」ぐらいの勢いで、駅の周りには600本ほどのキモノフォレストが立ち並んでいます。
デザインは森田恭通
デザインは森田恭通という方が担当されました。伊勢丹新宿店 本館の内装などを手がけた人です。
旅番組「アナザースカイ」のセットも担当されているということで、個人的には親近感が沸きました。
キモノフォレストの見どころ
本物の着物を使用
使用している着物の柄は15種類、色違いも含めると合計30種類になります。
着物を製作したのは、創業100年を超える「京都亀田富染工場」です。
「伝統的な老舗なんだろうな・・・」と思ってホームページを見たら、まさかの、京友禅でアロハシャツを作っていました。
京友禅を今に伝える手段として作り出したそうで、見ていると1枚欲しくなってきますが、値段が軽く3万円以上したので現実に引き戻されました。
龍の愛宕池(あたごいけ)
嵐山駅の南側には、「龍の愛宕池」があります。
駅の近くにある天龍寺になぞらえ、「龍」を駅の守り神としています。
「水に手を浸せば、旅の安全を叶える」とかガイドブックに書かれていますが、何も知らない人に見られると変人扱いされるので注意しましょう。
駅の足湯
嵐山駅のホームには足湯もあります。
駅の窓口で200円を払って利用しましょう。(ホームに入るのは無料です。改札もありません)
嵐山温泉の湯を使用しているので、ちゃんとした温泉の足湯になります。
利用料金の200円で、足を拭くタオルも付いてきます。
夜にはライトアップ
日没〜21:00には、キモノフォレストがLEDでライトアップされます。
嵐山に来たら、必ず見ておきたい光景です。
同じ場所でも昼と違う印象を受けると思います。
特に「龍の愛宕池」は、人気の撮影スポットです。
オススメの時間帯
オススメの時間帯は、やっぱり夜です。
昼に比べて、キレイさが3倍になります。
ただし、夜は人混みを覚悟しましょう。
頑張って人が入らないように写真を撮っていますが、実際はこれぐらいの人は常にいます。
写真を撮るときは、譲り合いの精神でいきましょう。
朝に訪れるなら、8:00ぐらいまでに到着しましょう。
まだ観光客も、そんなにいないはずです。
所要時間は5〜15分
小さな駅を取り囲んでいるだけなので、見て回るだけなら5分です。
写真をゆっくり撮っていっても15分もあれば十分だと思います。
嵐山観光の合間に寄ってみましょう。
営業時間
営業時間 | 24時間営業(ライトアップは日没~21:00) | |
定休日 | 年中無休 | |
見学料 | 無料 |
24時間無料で開放されているので、いつでも見に行くことが出来ます。
京都には夜の観光スポットが少ないので、ありがたいですね。
アクセス
住所 | 〒616-8384 京都市右京区嵯峨天龍寺造路町 | |
電車 | ・嵐電「嵐山駅」から徒歩0分 ・阪急電車「嵐山駅」から徒歩10分 ・JR「嵯峨嵐山」から徒歩10分 |
嵐電の嵐山駅に併設されたスポットですが、嵐電で訪れるのはあまりオススメ出来ません。
嵐電は最大でも2両でしか運行されないので、観光シーズンは非常に混雑するからです。
朝一や夜遅くの利用なら問題ないですが、昼間に移動する場合は、なるべく阪急電車やJRを使いましょう。
地図
最後に
キモノフォレストは、嵐山の中心部にあって非常に行きやすいスポットです。
いつでも無料で楽しめるので、嵐山観光の際には朝でも夜でも一度は訪れてみましょう。