こんな人にオススメ
・今の首里城の楽しみ方を知りたい
・おいしい沖縄ソバが食べたい
首里城とは
首里城は沖縄にある、琉球王朝のお城です。
2019年に火災が発生して大きなニュースになりましたが、実は正殿が焼失するのは5度目です。(他は1453年・1660年・1709年・1945年)
正殿は伝統的な方法で建築されていて、消火設備が設置されていなかったので全焼となってしまいました。
今回は、現在も残っている周辺の門などを中心に紹介していきます。
首里城の案内
首里城は丘の上にあるので、入り口から少しずつ登っていきます。
城に入ると、顔が赤いカモみたいな鳥「ノバリケン」をよく見かけました。
元々沖縄には住んでいない鳥でしたが、家畜が野生化して繁殖したそうです。
人に慣れているのか、近づいても全然逃げませんでした。
守礼門(しゅれいもん)
最初に通るのは、1958年に再建された守礼門です。(首里城の中は、1945年の沖縄戦でほとんど焼失していました)
首里城を代表する建物で、2019年の火災でも無事でした。
懐かしい2000円札に描かれたのも、この門になります。
掲げられている「守礼之邦(しゅれいのくに)」は、「礼節を重んじる国である」という意味になります。
歓会門(かんかいもん)
続いて、首里城へ入るための第一の門です。
これも1974年に再建されました。
「歓会(かんかい)」は、「歓迎する」という意味になります。
龍樋(りゅうひ)
城の戦略には必須の、湧き水です。
古くから首里城の飲料水として使用されてきました。
水が出ている龍の彫刻はオリジナルのモノで、1523年に中国(当時は明)から渡ってきたと伝えられています。
瑞泉門(ずいせんもん)
城を守る第二の門で、1992年に再建されました。
「瑞泉(ずいせん)」は、「立派な泉」という意味で、手前に龍樋(湧き水)があることから名付けられました。
ここらへんで振り返ると、高台の城であることがよく分かります。
なかなか良い景色です。
奉神門(ほうしんもん)
ここから先が正殿になりますが、2019年に焼失して残っていません。
再建には国内外から50億円以上の寄付が集まって、2026年には復元出来るように工事を進められているようです。
また正殿が見れる日が待ち遠しいですね。
おすすめ飲食店:首里ほりかわ
首里城に行ったら、この「首里ほりかわ」は外せません。
沖縄ソバが有名で、料理・店の雰囲気・接客の全てが高レベルです。
首里城の正殿が焼失した今、僕にとっての首里城観光のメインは、この店と言っても過言ではありません。
小鉢の料理も美味しいので、出来ればセットを注文しましょう。
セットでも1000〜1200円ぐらいで、奇跡のような値段設定です。
定休日は、毎週木曜日と第3水曜日。
営業時間は11:00〜16:00ですが、麺がなくなり次第終了なので早めに行きましょう。
首里城からは徒歩5分ぐらいです。
入場料と所要時間
入場料は大人400円です。
火災前は800円ぐらいだったので、ずいぶん安くなりました。
所要時間は、正殿がないので60分ぐらいかなと思います。
アクセス
最寄りの「首里駅」から徒歩で15分ほどです。
最後に
首里城の正殿は焼失しましたが、周辺の門などは残っているので、城好きの人は普通に楽しめると思います。
近くには美味しい沖縄ソバが食べられる「首里ほりかわ」があるので、合わせて訪れましょう。
むしろ「首里ほりかわ」だけを目当てに行っても、損はありません。