美ら海水族館と熱帯ドリームセンター|合わせて訪れたい海洋博公園の2大スポット( 沖縄) ★★

美ら海水族館のジンベエザメ

こんな人にオススメ

・美ら海水族館に行く予定だ

・同じエリアに植物園があることを知らない

・植物や美しい風景が好きだ

海洋博公園について

美ら海水族館の表広場

沖縄の海洋博公園は、有名な「美ら海水族館」がある公園です。

同じエリアには「熱帯ドリームセンター」という、沖縄らしさを満喫できる植物園もあります。

今回は、水族館と植物園を合わせて紹介していきます。

美ら海(ちゅらうみ)水族館

美ら海水族館の入り口

まずは、美ら海水族館からです。(「ちゅらうみ」で「美しい海」という意味)

沖縄と聞いて最初に思い浮かべる人も多い、ザ・沖縄の観光地です。

水族館としても全国的な人気のため、

「那覇空港から、車で2時間以上って遠すぎ。もっと近場で観光しない?」

「日本一って聞いてたけど、思ったより狭くない?」

とか思ったとしても、絶対に口に出してはいけません。

現地で発言しようものなら、グーで殴られても文句は言えないので注意しましょう。

 

日本一の大水槽「黒潮の海水槽」

美ら海水族館の「黒潮の海水槽」

美ら海水族館は、広さ(床面積)としては日本7位の水族館なので、そこまで大きいわけではありません。

日本一なのは、一つの水槽として7500tの水量を誇る「黒潮の海水槽」です。

その大きさは圧巻で、複数のジンベイザメが余裕で泳げるサイズ。
一つの水槽で同時にジンベイザメを飼育するのは、世界で初めての試みだそうです。

夕方には餌をあげるシーンが見られるので、時間を確認しておきましょう。

給餌の案内:公式サイト

 

サンゴの大規模飼育

美ら海水族館のサンゴ礁

美ら海水族館の見どころは、大水槽だけではありません。

海から汲み上げた豊富な海水や自然光を使い、一つ一つの水槽が生き生きと育てられています。

特に大規模なサンゴ礁は、飼育が非常に難しく、スタッフが10年以上の年月を費やして完成したものです。

美ら海水族館のサンゴ礁

サンゴ礁をじっくり観察して、スキューバダイビングした気分になっておきましょう。

 

みんなの人気者「チンアナゴ」

美ら海水族館のチンアナゴ

みんな大好き、チンアナゴもいます。

名前の由来は、犬の「狆(ちん)」に顔が似ているからです。
これで子供に名前の由来を聞かれても安心ですね。

ここで右下のチンアナゴにご注目。

美ら海水族館のチンアナゴ

なんかケンカしていました。

良い表情しています。

 

でかいヤドカリ「ヤシガニ」

美ら海水族館のヤシガニ

沖縄に生息しているヤシガニです。

大きいヤドカリのような姿をしていて、ハサミの力は甲殻類最強とも言われています。

体長は40cm以上にもなるので、玄関先では絶対に出会いたくない生物です。

沖縄本島ではほぼ絶滅していますが、石垣島では珍味として食べられています。

 

ツノがある「ヒメテングハギ」

美ら海水族館のヒメテングハギ

ユニコーンフィッシュとも呼ばれる、「ヒメテングハギ」です。

何のためのツノかは、まだ分かっていない神秘の魚です。

他にも深海魚や珍しい魚がたくさんいます。

 

バックヤードツアー

美ら海水族館のバックヤードツアー

バックヤードツアーもあって、日本一の大水槽を上から見学できます。

事前予約はできないので、開催時間をチェックしておきましょう。
(多分、開館直後と閉館直前だけになります。)

集合場所のエレベーターの場所が分かりにくいので、近くのスタッフさんに聞いておくといいかも知れません。

黒潮探検(水上観覧コース)の案内:公式サイト

 

美ら海プラザ

美ら海水族館の美ら海プラザ

無料で開放されている休憩所で、水族館の入場チケットが無くても入れます。

お土産や軽食が売っていて、マッコウクジラの全身骨格も展示されています。

マッコウクジラの体長は、歯のある生物としては世界最大になります。
(歯のない生物だと、シロナガスクジラの方が大きい)

 

無料のイルカショー

美ら海水族館のマナティー館

美ら海水族館の周りには、無料施設が多くあります。

「マナティー館」や「ウミガメ館」、イルカショーが見れる「オキちゃん劇場」もありますので、時間に余裕があれば見ておきましょう。

 

入園料と所要時間

美ら海水族館の入り口

入場料金は大人1880円で、滞在時間は90〜120分ぐらいです。

再入館したいときは、出るときに手にスタンプを押してもらいましょう。

利用案内:美ら海水族館公式サイト

 

熱帯ドリームセンター

熱帯ドリームセンターの入り口

美ら海水族館から徒歩15分の植物園ですが、あんまりお客さんはいません。

僕も存在自体を知りませんでしたが、散策していたら見つけたので入ってみることにしました。

結果、これが大正解でした。

 

南国感あふれる植物園

熱帯ドリームセンターの植物

中は、沖縄らしい雰囲気の花(草?)がいっぱいでした。

熱帯ドリームセンターのラン

温室の中には常時2000株以上のランが咲いていて、花にあまり興味がない僕でもテンションが上がるほどです。

熱帯ドリームセンターの仮面

用途不明な木彫りの仮面ですが、なんとなく南国っぽいです。

たぶん、魔除け。

 

園内はレンガ造り

熱帯ドリームセンターの展望台

園内はレンガ造りの建物が多く、日本じゃないみたいな風景が堪能できます。

高さ36mの展望台

熱帯ドリームセンターの展望台

高さ36メートルの展望台もあります。

テンションが上がっていたので、これより近くで撮った写真がありませんでした。

熱帯ドリームセンターの展望台からの風景

塔の頂上からは、美しい海が一望できます。

沖縄で一番景色良かったんじゃないかなと思います。
(もしくは景色を独り占め出来るところは、満足度が上がるやつです)

 

入園料と所要時間

熱帯ドリームセンターの蓮

入園料は760円ですが、美ら海水族館のチケットを見せると半額になります。

ここまで来る人は水族館も行っていると思うので、実質380円ですね。

所要時間は1時間ぐらいです。

利用案内:公式サイト

 

アクセス

海洋博公園の花ヤドカリ

レンタカーを借りない場合は、現地のバスツアーで行くことをおすすめします。

バスツアーの詳細:那覇バス予約サイト

ツアー会社はいくつかありますが、那覇バスのツアーが1番僕好みでした。

ただし、バスツアーで行くと自由時間が3時間なので、ちょっと早足になるかもしれません。
(美ら海水族館は60分ぐらいであっさり見て、植物園に行った方が満足度が上がりそうな気がします)

水族館から植物園へは歩いても15分ですが、100円でバスも走っています。

最後に

個人的には美ら海水族館より、熱海ドリームセンターの方が沖縄らしくて楽しめました。
(水族館は期待が大きすぎたのかも)

素通りするにはもったいない植物園なので、水族館と合わせて訪れるようにしましょう。

ただし、真夏に植物園に行くと死ぬほど暑いと思うので、水族館で涼んで過ごすのも悪くないかもしれません。

 

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