
こんな人にオススメ
・絶景が見たい
・スキージャンプの高さを体感したい
大倉山ジャンプ競技場とは

大倉山ジャンプ競技場は、札幌市にあるスキージャンプの施設です。
1972年の札幌オリンピックにも使われた場所で、競技が無い日は見学することが出来ます。
今回はそんな大倉山ジャンプ競技場の魅力を紹介していきます。
大倉山ジャンプ競技場の見どころ
ホテルオークラの創業者が建設

ジャンプ台がある大倉山の由来は、ホテルオークラ創業者の「大倉 喜七郎(おおくら きしちろう)」からです。
喜七郎は、日本に近代的なジャンプ台が必要と考え、1931年に私財を投じて建設しました。
そして、そのまま札幌市に寄贈したわけですから、太っ腹にも程があります。
リフトで山頂の展望台へ

それでは早速見ていきましょう。
駐車場にあるエスカレーターを上がると、すぐにジャンプ台です。
高さは130mほどですが、滑走路が長いせいで数値以上に高く見えます。
あんなところからジャンプするの?

入場口でリフト券を買って、頂上を目指します。
このリフトは、普段は選手も使っているものです。

リフトの真ん中ぐらいで、選手がジャンプするポイントが見えます。
ジャンプ台の射出角度って、上向きになっていると思ってましたが、角度はついてないんですね。
展望台からの眺め

頂上の展望台からは、札幌市を一望できます。
(一面ガラス貼りで暖房付きです)
僕は雪が降らない地域の出身なので、白く染まった街を見るだけでテンションが上がります。

上から見た滑走路ですが、角度がスゴイです。
傾斜角度は35°らしいですが、60°ぐらいあるように感じます。
ここから滑り降りるなんて正気の沙汰ではありません。(褒め言葉です)
ジャンプ台は高さによって呼び名が変わります。
・スモール
・ノーマル
・ミディアム
・ラージ
・フライング
の順に高くなり、大倉山ジャンプ競技場は上から2番目のラージヒルになります。
ちなみに一番高いフライングヒルは日本には無く、世界でも数ヶ所しかありません。
展望台にはカフェも併設

展望台にはカフェもあって、冬でもアイスが売っています。
北海道らしく夕張メロンの果汁が使用されています。

もちろん食べます。
暖かい空間で食べる、真冬のアイスは格別ですよね。
味も、観光地のアイスとしてはトップクラスに美味しいのでオススメです。
訪れるときの注意
天候が悪い場合や、競技大会がある時期は見学が出来ません。
公式サイトの「お知らせ」をチェックしてから訪れましょう。
大会は冬だけじゃなくて、夏にもあるので注意が必要です。
(夏は、滑走路に水を流しながら使用します)
入場料と所要時間

入場料は往復1000円で、所要時間は30分ぐらいです。(リフトに乗る時間が5分ぐらい)
割引チケットとしては、「さっぽろセレクト」というのがありますが、正直あんまりお得感はありません。
次に紹介する、「札幌オリンピックミュージアム」とのセット券の割引で十分かなと思います。
札幌オリンピックミュージアム

同じ敷地内には、「札幌オリンピックミュージアム」があります。
映像を通じて、スキージャンプやボブスレーが体験できるので、時間があれば寄っておきましょう。
通常料金は600円ですが、リフト券とセットで買うと合計1200円になります。(リフト券は通常1000円なので、実質の入場料は200円に)
アクセス
最寄り駅は無いので、札幌駅からバスで10〜15分になります。
駐車場が無料なので、レンタカーがあれば車で行ってもいいですね。
最後に

大倉ジャンプ競技場は、気軽にスキージャンプの選手気分が味わえる場所です。
景色も良くて、アイスが美味しくて、アクセスもいいので、札幌に旅行するときは一緒に訪れましょう。