氷濤まつり|幻想的な世界を作り出す氷の祭典(北海道) ★★★

2020年8月13日

氷濤まつりのクリスタル

こんな人にオススメ

・美しいものが見たい

・冬のおすすめイベントを知りたい

・さっぽろ雪まつりに行くので、他にイベントがないか探している

氷濤(ひょうとう)まつりとは

氷濤まつりとは、北海道千歳市で1月下旬〜2月上旬に開催される氷の祭典です。

前知識もない状態で行ってみたら、あまりの氷の美しさに圧倒されました。
こういう屋外のイベントでは、過去一番の衝撃だったかもしれません。

今回はそんな「氷濤まつり」の魅力を紹介していきます。

 

支笏湖(しこつこ)が会場

氷濤まつりの支笏湖

会場となる支笏湖は、深さ360mで国内2位の深さになります。(国内1位は秋田県の田沢湖で423m)

水の透明度も国内トップクラスで、環境省が実施している水質調査でもよく日本一になっています。

そんな透明度の高い水をスプリンクラーで吹き付けて氷濤は作られます。
その結果、昼は支笏湖ブルーという青白い色に輝き、夜はライトの光をよく照らして別世界のような美しさになります。

 

作品の紹介

さっそく僕が行った時の作品を紹介します。

クリスタル

氷濤まつりのクリスタル

会場の入口からは、もう別世界です。

天然のクリスタルを模したオブジェが、キレイにライトアップされています。

 

大きすぎる氷濤

氷濤まつりのメイン

入口を抜けると最初に目に飛び込んでくるのが、写真右の大きな氷濤です。

ここらへんで、「あれ、このイベントすげえな」と思い始めました。

 

苔の洞窟

氷濤まつりの松の木

洞窟っぽいところに入ると、緑のライトで照らせれた異世界みたいなエリアに着きます。

最初に見たときは何か分からず、ただただ衝撃でした。

氷濤まつりの松の木

正体は、松の木を洞窟状にして氷で覆ったものです。

通路は一方通行だったので、思わず2周しました。

 

氷のシャンデリア

氷濤まつりのクリスタル

これも最初に見たとき、キレイすぎてテンションが上がりました。

氷濤まつりのクリスタル

近くで見てもこの輝きで、水の透明度が際立つ作品です。

 

要塞のようなオブジェ

氷濤まつりのオブジェ

要塞のような建物のオブジェです。

1ヶ月半ぐらい24時間体制でスプリンクラーで水をかけ続けて完成します。

 

氷濤まつりの内部

内部は入れるようになっていて、こんな感じです。

氷濤まつりのオブジェ

このレベルのものがいくつも並んでいます。

子供たちが楽しめる空間

氷濤まつりのスケートリンク

子供だけが利用できるスベリ台やスケートリンクです。

スケートリンクと言っても、そこまでツルツルではないようでした。

 

氷濤神社

氷濤まつりの氷濤神社

会場には神社もあります。

すべて氷で出来ているので、氷の壁にお賽銭を貼り付けることができます。

 

近くの鉄橋

支笏湖の鉄橋

まつりとは関係ないですが、近くの鉄橋の雰囲気が良かったので撮っておきました。

 

開催期間

毎年1月下旬〜2月上旬に開催されます。

2月上旬に行けば、さっぽろ雪まつりと一緒に行けますので狙っていきましょう。

開場時間は9:00〜22:00で、ライトアップは16:30〜。

ハンパなく寒いので、しっかり防寒対策をしていきましょう。(僕が行った時はマイナス10度でした)

 

土日祝は花火もあり

氷濤まつりの花火

開催期間中の土日祝は、花火が打ち上げられます。
僕が行った時は約300発でした。

どうせなので、土日祝に訪れるようにしましょう。

 

所要時間と混雑具合

氷濤まつりの会場

ざっと歩き回るだけなら1時間ぐらいです。

ただし、雪国出身じゃない人は寒さですぐに活動限界が来るため、30分に1回は休憩所で暖まる必要があります。

休憩や買い物などを含めて+30分程度と思います。

混雑具合としては、ちょっと並ぶ作品もありますが2〜3分で入れるので問題ありません。
(さっぽろ雪まつり開催中の、土日の話です)

 

入場料金

氷濤まつりの入り口

入場料金の300円は、一応「協力金」という形で任意の支払いになっています。

入場券代わりにポストカードも貰えるので、この素晴らしいイベントを続けてもらうためにも払っておきましょう。

 

アクセス

最寄り駅は無いので、札幌駅から期間限定の観光バスで行くのがおすすめです。

観光バス:予約サイト

最後に

アクセスは少し悪いですが、他では見られないような幻想的で美しい世界を堪能させてくれます。

さっぽろ雪まつりに行く際には、絶対に合わせて行くことをおすすめします。

 

他のイベント情報

小樽 雪あかりの路(みち)

小樽で同時期に開催されるイベントです。
氷濤まつりとは違った魅力がありますので、合わせて訪れてみてください。

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