記事の要約
・とにかくスゴイ体験がしたい人にオススメ
・チームラボ ボーダーレスの展示作品を紹介
・服装などの注意事項を解説
チームラボ ボーダーレスとは
「チームラボ ボーダーレス」は、東京のお台場にあるミュージアムです。
名前の通りボーダーレスで「境界のない1つの世界」を目指していて、探検するように作品を楽しめるようになっています。
今回は、そんなチームラボ ボーダーレスの魅力を紹介していきます。
チームラボ(teamLab)とは
チームラボは、デジタル技術とアートの融合を得意としたコンテンツ制作会社です。
最新の技術を使い、世界でも類を見ない体験施設を世界中に作っています。
日本でまとめて作品が見られるのは、豊洲の「チームラボ プラネッツ」と、お台場の「チームラボ ボーダーレス」だけになります。
チームラボ ボーダーレス(お台場)の作品
それではボーダーレスの作品を紹介していきます。
わざと順路を作らないで、散策することを前提に設計されているのが特徴です。
映像を投影するプロジェクションマッピング系の作品が中心になっています。
人々のための岩に憑依する滝
滝の映像が降り注ぐ作品です。
人が作品の上に立ったり触れたりすると、水の流れも連動して変わるそうですが、人が多すぎて実感することは難しいです。
改めてよく見ると、人がいるところに花が咲くんですかね。
照らされている側はあまり状況が分かりません。
追われるカラス、追うカラスも追われるカラス、超越する空間
僕がチームラボで一番好きな作品です。
光のカラスがビュンビュン飛び回る疾走感のある作品で、くぼんだ小部屋のような空間で上映されています。
時期によっては、「浮遊する巣」という大きいハンモックのような部屋で上映されていることもあります。
シンガポールの「アートサイエンス・ミュージアム」で常設展示されている同じ作品では、小部屋の中に入って四方八方の映像を楽しむ演出でした。
ぜひ日本でも再現して欲しいです。(一度に見れる人数が少なすぎるので、日本では厳しいのかも)
動画
動画にも撮りましたが、いまいち伝わらないと思うので現地へ見に行きましょう。
ちなみにカメラは動かさずに撮っています。
呼応するランプの森
鏡の部屋に、ランタンのようなランプが敷き詰められています。
合わせ鏡になっていて、無限の広がりを感る空間です。
ランプを下から見ると、こんな感じです。
ガラス工芸の聖地、ベネチアのムラーノ島で製作されたものになります。
一定時間毎にランプの色は変わっていくので、見た印象も違うものになります。
季節限定のカラーもあって、春だと桜色になったりします。
部屋の鏡はマジックミラーなので、外からは中の様子を見ることが出来ます。
中に入れる人数は決まっているので、タイミングが悪ければ1時間待ちとかになります。
インフィニティ・クリスタル・ユニバース
細長いライトが大量に吊るされていて、まるで光の中に入っていくような感覚を味わえる作品です。
この作品を操作出来るタブレットが、部屋の角にあるので見つけたら触ってみましょう。
(アプリをダウンロードすれば自分のスマホからも同じことが出来るみたいですが、僕のスマホだとうまく動きませんでした)
この作品だけプラネッツ(豊洲)の方にもあります。
ライト・スカルプチャー
大量のスポットライトが、音楽と共にギュンギュン動く作品です。
文字にするとこれだけですが、思いのほか楽しめます。
霧が出たり色が変わったり、様々なパターンがあってクオリティの振り幅が大きいので、近くを通るたびに覗いてみることをおすすめします。
運動の森
ボーダーレスには子どもが安心して楽しめるエリアもあります。
ちょっとしたアスレチックや、自分の描いた絵が泳ぎ出す作品など、子どもが夢中になる作品を揃えています。
ただ楽しめるだけじゃなくて、子どもの空間認識能力を鍛えて、脳の海馬を成長させる「創造的運動空間」を目指して生まれた場所になります。
要は「ココで遊べば、頭の良い子に育ちやすいですよ」って話です。
他の作品
他にも、大小合わせて60作品ほどが展示されています。
定期的に道が変わったり、新しい作品が出来ていたりするそうなので、散策して楽しみましょう。
チームラボ プラネッツ(豊洲)との違いは?
豊洲の「チームラボ プラネッツ」との違いは、別の記事でまとめていました。
チームラボ プラネッツ(豊洲)とボーダーレス(お台場)の違いを解説
日本が世界に誇るデジタルアート集団「チームラボ」。ここでしか体験できない作品ばかりです。
プラネッツ(豊洲)とボーダーレス(お台場)の違いも解説します。続きを見る
所要時間と混雑具合
所要時間
チームラボ ボーダーレスの所要時間は、最低でも2時間以上です。
全ての作品を見るには想像以上に時間がかかるので、余裕を持って訪れましょう。
混雑具合
順路がないので、時間が経てば経つほど人が増えていきます。
できれば、朝一番に入場できる時間帯のチケットを購入しましょう。
開場前から並ぶ人も多いので、遅くとも開場時間の20分以上前には到着するようにしてください。
服装の注意事項
服装について
- 床が鏡になっている場所があるので、スカートはやめておく。
- 映像を投影する作品が多いので、白い服を着ていくと作品と一体になりやすい。
- 館内のコインロッカーは無料なので、なるべく荷物を預けて身軽になる。
- ハイヒールなどでは入場できない。一応、レンタルシューズもある。(ダサい)
- 水に入ったり、裸足になるような作品はない。
効率的に回る方法
チームラボ ボーダーレスでは、回り方が重要になってきます。
ここは某テーマパークだと思って行動してください。
基本的には、待ち時間が長くなりやすい作品から行く作戦になります。
効率的な回り方
1.浮遊する巣
絶対に最初に行ってください。場合によっては一時間近く並ぶ日もあります。
↓
2.ランプの森
ここも一時間近く並ぶ場合があります。ちょっと入口から遠いので2番目にしました。
↓
3.追われるカラス、追うカラスも追われるカラス、超越する空間
特に並ぶことはないですが、見逃しやすい作品なので最初の方に押さえておきましょう。
時期によっては「1.浮遊する巣」で上映されている場合もあります。
↓
4.ライト スカルプチャー ライン
ここも並ぶ必要はないですが、意外と見逃しやすいです。
「スポットライトがいっぱいあるところ」の方がスタッフさんに伝わると思います。
↓
5.あとは好きなように回る。
(ミュージアムのコンセプト的にも、散策を前提にしてるので)
館内の地図を見てもイマイチ場所が分からないと思うので、現地スタッフさんに聞いて効率よく回りましょう。
散策には最低2時間、普通に回って3時間、ファミリーだと4時間ぐらいはかかると思います。
休憩したいときは3階にある「EN TEA HOUSE」でお茶をしましょう。
料金は飲み物一杯500円で、店内でしか見られない作品もあります。
営業時間と入館料・お得な割引
営業時間 | 10:00〜19:00(季節によって変動あり) | |
定休日 | 年中無休 | |
チケット | 大人3200円、大学生2500円、中高生2000円、小学生以下300円 | |
公式サイト | チームラボ ボーダーレス |
チケットは必ず事前に買っておきましょう。基本的に当日券は売り切れています。
チケットは公式サイトか、ローソンチケットから買うことが出来ます。
公式サイト経由だと割引になる時期もあるので、チェックしておきましょう。
割引期間中は、トップページに「クーポン割引実施中」とか出てきます。
アクセス
正式名称 | 森ビルデジタルアートミュージアム:エプソン チームラボ ボーダレス | |
住所 | 〒135-0064 東京都江東区青海1-3-8 お台場パレットタウン 2階 | |
電車 | ・ゆりかもめ「青海駅」から徒歩3分 ・りんかい線「東京テレポート駅 」から徒歩5分 | |
駐車台数 | ・タイムズ ヴィーナスフォートパーキング(470台) ・タイムズ パレットタウンパーキング(450台) | |
駐車料金 | 30分300円。 館内インフォメーション カウンターで、駐車券と当日の入場チケットを提示すると2時間まで無料。 | |
公式サイト | 来場案内(最新情報を確認下さい) |
一応近くに駐車場もありますが、混雑する場合も多いので電車で行きましょう。
お台場からでも歩いて10分ぐらいなので、お台場の観光地と組み合わせて行くのがオススメです。
地図
最後に
チームラボ ボーダーレスで展示されているのは、他では体験できない作品ばかりです。
ただし、うまく回らないと並ぶ時間が長くなってしまうので、しっかりと計画的に動きましょう。
混雑しやすい作品を見終わったら、あとは気の赴くままに散策することをオススメします。