記事の要約
・琵琶湖にお堂が浮いている
・松尾芭蕉も訪れて俳句を詠んだ
・最寄り駅からはちょっと遠い
浮御堂(うきみどう)とは
浮御堂は、滋賀県の琵琶湖に浮かぶお堂です。
晴れの日の景観が美しく、あんまりお客さんも多くないので静かに過ごすことが出来ます。
ただし規模は小さいので、わざわざ目的地にするにはちょっと弱いです。
でも近くまで来てるのに素通りするのはもったいない、そんな浮御堂を紹介します。
浮御堂の歴史
浮御堂は、平安時代に源信(げんしん)という僧侶が建立しました。
浄土真宗では七高僧の一人に数えられる人物で、源氏物語に出てくる横川の僧都(よかわのそうず)のモデルになったとも言われています。
今の建物は1937年に再建されたものになります。
浮御堂の見所
それでは浮御堂に入っていきますが、歩き回るだけなら5分もかからない広さです。
ほぼ海に浮かぶお堂だけと思っておきましょう。
入場料を払って先に進むと、すぐにお堂が見えてきます。
すごい位置に松の木がありますが、気にせず渡っていきます。
松の木の根本はコンクリートも破壊してて、なんかスゴイことになっています。
樹齢は400年ぐらいらしいです。
お堂には上がれるので、靴を脱いでスリッパに履き替えましょう。
お堂は、ぐるっと一周出来るようになっています。
琵琶湖の方に目を向けるとなかなかの絶景です。
対岸が陸続きなので湖と分かりますが、普通に海の上にいるような感覚になります。
足元は、何回か修繕工事をしているみたいです。
思ったより木の部分が多くて驚きました。
近くには謎の棒が立っていますが、高浜虚子という俳人の句碑になります。
俳句雑誌の「ホトトギス」を全国区に躍進させた人物なんだとか。
俳句雑誌があること自体知りませんでしたが、現代でも続いていて2021年に創刊125年で1500号を出版されたそうです。
所要時間
そんなに広くはないので、写真を撮って回っても20分ぐらいでした。
僕が訪れた土曜日の午前中でお客さんは他に一組だけだったので、混雑することは少ないんじゃないかと思います。
営業時間と入館料
営業時間 | 8:00~17:00 | |
定休日 | 年末年始(例年12/31〜1/1) | |
拝観料 | 300円 | |
公式ホームページ | なし |
営業時間は8:00からです。
公式ホームページがないので正確な休みが分からないですが、年末年始以外は空いているようです。
アクセス
住所 | 〒520-0242 滋賀県大津市本堅田1-16-18 | |
電話番号 | 077-572-0455 | |
電車 | 堅田駅から徒歩20分ほど | |
駐車台数 | 約30台 | |
駐車料金 | 無料 |
駅からは遠いので基本的には車で行くのがメインです。
駐車場はすぐ近くに6〜7台と、ちょっと離れた場所にあります。
土日祝だけは、バスが堅田駅から出るみたいです。
バスの時間帯は江若交通ホームページの路線「堅田町内循環(浜大津線)」を確認しましょう。
地図
最後に
浮御堂は
琵琶湖一周とかのドライブの際には、必ず訪れるようにしましょう。