記事の要約
・1000個の田んぼに圧巻です
・ここで獲れたお米は買うことが出来る
・秋や冬にはライトアップあり
白米千枚田(しろよねせんまいだ)とは
白米千枚田は、石川県の輪島市にある観光地です。
その名前の通り、海沿いに田んぼが1000個近く並んでいて、この地域にしかない風景を楽しめます。
小泉元首相も「絶景だよ、絶景」と賞賛した、白米千枚田を紹介していきます。
田んぼの数は1004個
遠くから見ると分かりにくいですが、一つ一つが小さな田んぼになっていて、実際にお米も作られています。
昔ながらの農法が国際的に評価されて、国際連合食糧農業機関(FAO)が認定する「世界農業遺産」にも選ばれました。
ユネスコの「世界遺産」に比べたら地味な感じは否めませんが、日本で11箇所しかないレアなスポットになります。
2万円でオーナーにもなれる
年会費2万円を払えば、個人でも田んぼオーナーになることが出来ます。
特典としては、お米10kgが貰えたり、田んぼに自分の名前が掲げられたりします。
著名人もオーナーになっていて、「絶景」と褒め称えた小泉親子や、輪島出身で漫画家の永井豪などの名前があります。
余談ですが輪島市には永井豪の記念館もあるので、漫画好きは寄っておきましょう。
秋〜冬はライトアップ
秋から冬にかけては「あぜのきらめき」というイベントで、ライトアップされます。
期間は例年、10月中旬〜3月中旬の17:00〜21:00頃です。
公式ホームページに点灯時間などが記載されるので確認してから行きましょう。
冬の奥能登の夜って、気温がヤバいと思うので完全防寒で行きましょう。
獲れたお米も販売
近くにある売店では、この千枚田で獲れたお米を食べることが出来ます。
けっこう大きめのイートインスペースがあります。
おにぎりの値段は180円ぐらいと、観光地にしたらリーズナブルな金額です。
でも残念なことに、僕が行った時間帯は売り切れてました。
米を炊くのに30分ぐらい掛かると聞いたので、スイーツで我慢です。
ちなみにソフトクリームに乗っている黄色い物体は、輪島市で有名な「えがらまんじゅう」で普通に美味しいです。
サイン色紙もあり
店内には、小泉進次郎などの有名人のサインも飾っているので、見ておきましょう。
個人的には、くまモンのサインがシンプルで目を引きました。
あの着ぐるみを着た状態で書いたんだろうか?
所要時間
歩き回るなら30分は欲しいです。
ざっと見るだけなら5分あれば大丈夫ですが、どうせなので足腰が元気な人は歩いておきましょう。
ちなみに隅々まで歩き回ると、けっこう広くて疲れます。
田んぼの近くまで寄って「本当に田んぼだ!」というのが確認出来たら引き返しましょう。
営業時間と入場料
完全に屋外の景勝地なので、入場時間も料金もありません。
ただし、売店は8:30~17:30しかやっていないので注意しましょう。
アクセス
住所 | 〒928-0256 石川県輪島市白米町ハ部99-4 | |
電話番号 | 0768-34-1004 | |
駐車台数 | 約50台 | |
駐車料金 | 無料 | |
公式サイト | 交通アクセス(最新情報を確認下さい) |
能登半島の先端にあるので、アクセスはメチャクチャ悪いです。
公共交通機関だと厳しいので、出来ればレンタカーを利用しましょう。
地図
最後に
似たような地形は日本全国にありますが、海沿いに面した大規模なものは、この白米千枚田(しろよねせんまいだ)ぐらいじゃないかと思います。
近くまで来たら訪れるようにしましょう。
近隣には、ちょっと入場料が高いですが「青の洞窟」などの観光地もあります。