小樽|レトロな街並みが残る観光都市のおすすめを紹介(北海道) ★★

2020年8月9日

小樽運河の夜景

こんな人にオススメ

・小樽を1日観光しようと思っている

・小樽のおすすめスポットを知りたい

・北海道グルメを堪能したい

小樽(おたる)とは

小樽とは、北海道の道央にある港町です。

貿易や開拓の拠点として、明治から大正にかけて近代化が進められてきました。

そんな大正ロマンが息づく小樽の魅力を紹介していきます。

 

おすすめ観光スポット

小樽の街並み

小樽の観光施設は密集しているので、基本的には徒歩移動です。

街にガラス工芸のお店が多いのは、ニシン漁で使う浮き玉がガラス製だったことに由来します。

今ではプラスチック製品に置き換えられましたが、当時の技術がガラス工芸に受け継がれています。

 

北一ヴェネツィア美術館

小樽の北一ヴェネツィア美術館

まずはガラスの美術館です。

イタリアの水の都、ヴェネツィアをモチーフにしています。
(ヴェネツィアもガラス工芸で有名な街です)

小樽の北一ヴェネツィア美術館

1階には売店があり、水の都らしくゴンドラも置いてあります。

2階の展示室は有料になりますが、ヴェネツィアのガラス工芸品や、ダイアナ妃が実際にお乗りになった国賓用ゴンドラなども展示されていますの入場しましょう。

2階からは実在する貴族の宮殿をモデルにしているので、気軽にヨーロッパ気分も味わえます。

 

小樽オルゴール堂本館

小樽オルゴール堂本館

日本に数ある「オルゴール堂」の本店になります。

3000種類以上のオルゴールが展示されていて、売り場面積は国内最大級です。

フクロウ型のオルゴールが多いのは、フクロウはアイヌ文化で村の守り神として敬われているためです。

小樽オルゴール堂本館

ちなみに一番値段の高いオルゴールを探してみたら、2160万円でした!

最初は見間違いかと思いましたが、世の中にはすごいオルゴールがあったものです。
財力に余裕のある方はどうぞ。

 

小樽芸術村

小樽芸術村の似鳥美術館

小樽芸術村は、隣接している3つの施設の総称です。(似鳥美術館、ステンドグラス美術館、旧三井銀行小樽支店)

家具のニトリによって運営されていますが、北海道企業であることを初めて知りました。

 

小樽芸術村の似鳥美術館
ルイス・C・ティファニーのステンドグラス

日本画やガラス工芸が展示されている似鳥美術館は必見です。

ルイス・C・ティファニー(ティファニーの創業者)のステンドグラスも展示されています。

入館料は似鳥美術館だけでも大人1500円しますので、お得な3館共通券(2000円)を買いましょう。

小樽芸術村 公式サイト

 

小樽運河

小樽運河の夜景

小樽と言えば、運河の風景を思い出す人も多いのではないでしょうか。

大正12年に完成し、北海道の開拓を支えた運河です。

日が沈み、ライトアップ が始まった時間帯に訪れるのがおすすめです。

 

日本銀行旧小樽支店 金融資料館

小樽の日本銀行旧小樽支店 金融資料館

小樽は貿易の拠点だったため金融も発展しました。

2002年まで営業していた銀行を改修した施設で、当時の金庫などを無料で見学することができます。

建物の設計は辰野 金吾(たつの きんご)で、見どころの一つです。
あの東京駅や日本銀行本店の設計もしている超大物です。

 

手宮線跡地

小樽の手宮線

手宮線は1880年に開業した鉄道路線で、当時国内で3番目に造られた路線です。

北海道開拓の物資輸送などで活躍しましたが、1985年に役目を終えました。

跡地は遊歩道になっていて当時の線路上を歩くことができますが、残念ながら冬は雪で線路が見えません。

 

おすすめグルメ

小樽のおすすめグルメスポットを紹介していきます。

やはり港町なので、水産品は何を食べてもおいしいです。

北海道スイーツの店舗もたくさんありますので、食べ歩きだけでお腹がいっぱいになることでしょう。

 

小樽洋菓子舗 ルタオ(LeTAO)本店

小樽洋菓子舗  ルタオ本店

チーズケーキ(ドゥーブル・フロマージュ)で有名な、ルタオの本店です。

1階が売店で、2階がカフェになっています。

個人的には「テノワール(THENOIR)」という、ダージリン(紅茶の一種)が入ったチョコレートクッキーが大好きです。

同じ通りには北菓楼や六花亭などのスイーツショップが並んでいますので、お気に入りの味を探しに行きましょう。
どのお店でも試食などが出来ます。

 

かま栄のかまぼこ

小樽のかま栄のかまぼこ

かまぼこ工場と直結している「かま栄のかまぼこ」です。

出来立てのカマボコが美味しすぎて、思わず晩ご飯の予定をお寿司からカマボコに変更したほどです。

すり身をパンで包んだオリジナル商品「パンロール」が有名ですが、最初は違いを感じるためにもノーマルな「ひら天」などがオススメです。

 

いか太郎本舗

小樽のいか太郎本舗

さきいかのお店です。

出来立てがワンカップ300円で売っていますので、必ず購入しましょう。

僕の人生における、さきいかNo.1は間違いなくこの店です。

 

利尻屋 みのや

小樽の利尻屋 みのや

北海道でも珍しい昆布の専門店です。

色んな昆布商品が売っていて、僕は「百五十歳若返るふりかけ」という遊び心のある商品を買いました。

「(昆布を)七日食べたら鏡をごらん」や「お父さん預かります」などの看板も印象的です。

 

所要時間

今回紹介したところは6時間ぐらいで回ることができます。

夜景もキレイなので、夜まで滞在することをおすすめします。

今回紹介しなかった小樽水族館は距離が離れているので、1日で回ろうとするとちょっと駆け足になるかなと思います。

 

アクセス

小樽駅の外観

電車だと、札幌駅から小樽駅まで30分ほどです。

バスだと1時間ほどかかりますが、5分〜10分毎ぐらいに出ていて本数が多いのです。

アクセス:小樽観光協会公式サイト

最後に

小樽は札幌からのアクセスも良く、観光スポットもグルメも充実しています。

北海道に行く機会があったら、ぜひ小樽を予定に入れてみてください。

できれば、毎年2月の「雪あかりの路」期間中に訪れることを強くオススメします。

 

イベント情報

小樽のイベント紹介です。合わせて読んでみてください。

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