記事の要約
・珠洲市を代表する巨石
・すぐ近くに「のとじ荘」というホテルがある
・島の近くまで歩いて渡れるが、足元がめっちゃ滑る
見附島(みつけじま)とは
見附島は、石川県の珠洲市にある景勝地です。
高さ28メートルの大きな岩で、先端部分が突き出ていて船のように見えることから、別名「軍艦島」とも呼ばれています。(長崎の軍艦島とは無関係)
夜もライトアップされて1日の変化が楽しめるので、近くのホテル「のとじ荘」と合わせて紹介していきます。
名前の由来
その昔に空海(弘法大師とも呼ばれる偉いお坊さん)が、この巨石を”見つけた”ので「見附島」と呼ばれるようになりました。
なんのひねりもない、ストレートすぎるネーミングです。
もうちょっと仏教用語とかに絡めてくれても、よかったんじゃないでしょうか。
見附島まで歩いて渡れる?
干潮で海面が低くなっているときは、見附島まで歩いて渡ることが出来ます。
でも足元は、かなり滑るので注意してください。
僕も渡ろうとしましたが、思ったより滑るのですぐに引き返しました。
濡れてもいいようにサンダルを履いていたので、ちゃんとした滑り止めがある靴ならマシかもしれません。
見附島の1日の変化
それでは見附島の1日の姿を紹介します。
入場料不要の公園から、24時間いつでも見ることが出来ます。
夕方の様子
まずは夕方の姿からです。
失礼ながら、珠洲市に来るまでは見附島の存在を知らなかったんですが、思いのほか迫力があって驚きました。
考えてみると、陸地から見える形の整った巨石って、日本でもあんまり存在しない気がします。
徐々に日も落ち始めたところです。
先端が尖っているので、たしかに船っぽい感じがありますね。
この日は曇りでしたが、晴れていればもう少し夕日に照らされて赤く染まります。
近くには「えんむすビーチ」という、ちょっとダサいモニュメントも建っています。
辺りが暗くなってくると、ライトアップが始まります。
僕が行った9月の場合は、日没から夜の23:00頃まで照らされていました。
夜の様子
夜の見附島です。
写真で見るとちょっと不気味な感じがしますね。
偶然にも鳥が飛んできたので一緒に撮っておきました。
夜の交通事故を防ぐには、白い服を着るべきというのが分かる一枚です。
星空もキレイ
見附島は町からも離れているので、そこそこキレイな星空が見えます。
ただし見附島の周辺はライトアップもあるので、星空が撮りやすい暗い場所が見つけにくかったです。
ちょっと雲が出ている状態でこれなので、冬の晴れの日とかはもう少し星が見えると思います。(出来れば新月の日を狙いましょう)
見附島シーサイドキャンプ場
ちなみに見附島が見える公園は、「シーサイドキャンプ場」としても運営されています。
星空を見ながら寝れるので、アウトドア好きにはいいかもしれません。
利用したい場合は、近くのホテル「のとじ荘」で手続きします。
朝の様子
最後に朝の様子です。
海から太陽が昇る幻想的な日の出シーンを撮りたかったんですが、もう普通に太陽が出ています。
はい、寝坊しました。
ゆるキャラの「みつけたろう」
ご当地キャラを紹介しておきます。
見附島の妖精の「みつけたろう」で、口癖は「珠洲市の良いとこ、みつけたろう」です。
全身が珠洲市の特産品で出来ていて、意外に考え抜かれたデザインです。
頭:市の花「椿」
体:珪藻土
手:大納言小豆
足:大浜小豆
近くのホテル「のとじ荘」に泊まる
見附島の色んな姿を楽しみたいなら、近くにある「のとじ荘」に泊まりましょう。
見附島から徒歩2分ぐらいのところにあります。
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ホテルのロビーから見ても、こんな近さです。
温泉もあって、朝食付きで一人1万円もしないので普通にオススメのホテルです。
シングルルームの紹介
畳の座敷スペースもあって、一人には十分な広さでした。
海側の客室の場合は、窓からも見附島を見ることが出来ます。
山側よりちょっと値段は上がりますが、なるべく海側で予約しましょう。
トイレは綺麗なウォシュレットが付いています。
お風呂やシャワーはないですが、大浴場があるので問題ありません。
のとじ荘の露天風呂
露天風呂からは見附島を眺めることが出来ます。(湯船に完全に浸かっちゃうと見えませんが)
写真の矢印しているところが露天風呂なので、あんまり見附島側に近づき過ぎると上半身が外から見えるので注意しましょう。
露天風呂は一つしかなくて、男女で日替わりなので注意です。
売店
売店では、地域のお土産や飲み物などが売っています。
個人的には、ホテルと言えばご当地アイスだと思っています。
ここでも買っておきました。
珠洲市がある能登半島では大納言小豆の栽培が盛んで、小豆が大粒でふっくらしているのが特徴みたいです。
アイスがカッチカチだと大納言小豆の風味が分からないので、ちょっと溶かしてから食べましょう。
のとじ荘の朝食
朝食は和定食で、良くも悪くも普通でした。
聞いた話によると夕食の方が美味しかったらしいので、このホテルは夕食付きにすれば良かったかなと思います。
周りに飲食店も少ないですし。
のとじ荘の総評
かなりオススメのホテルです。
見附島の目の前という唯一無二の特徴がありますし、従業員の心配りも上位です。(従業員によるかも)
値段もリーズナブルで温泉もあるので、珠洲市を旅行するときの第一候補でいいんじゃないかと思います。
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見附島の営業時間と入場料
営業時間 | 24時間営業(ライトアップは日没〜23:00頃) | |
定休日 | 無し | |
料金 | 無料 | |
公式ホームページ | 概要(最新情報を確認下さい) |
見附公園は無料で、24時間出入り自由です。
ライトアップは23:00頃には終わってしまうので注意しましょう。
アクセス
住所 | 〒927-1222 石川県珠洲市宝立町鵜飼 | |
電話番号 | 0768-82-7776 | |
駐車台数 | 約200台 | |
駐車料金 | 無料 | |
公式サイト | 交通アクセス(最新情報を確認下さい) |
金沢駅から特急バスでも2時間30分はかかります。
金沢駅からは、観光列車「花嫁のれん号」と、「のと里山里海号」の利用もオススメです。
移動時間が観光になりますし。
地図
最後に
見附島は、島が多い日本でもなかなか見かけない形をした景勝地です。
知名度は低いかもしれませんが、ぜひ一度は訪れてみてください。
地震や台風のたびに岩が削られているみたいなので、行くなら早い方がいいかもしれません。
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