こんな人にオススメ
・旅行先で美味しいものが食べたい
・全都道府県を旅行した人の、情報の集め方を知りたい
はじめに
旅行するからには、満足して帰りたいものです。
行き当たりばったりの旅行も楽しいですが、情報は集めておいて損はありません。
場合によっては、同じ旅行先でも何倍も楽しめるはずです。
今回は僕の経験から、旅行の満足度が高くなる情報の集め方を紹介します。
旅行前の情報収集
結論:まっぷるの旅行ガイドブックを買いましょう。
〜完〜
これで終わると、このサイトの存在意義が問われるので、理由を補足していきます。
ネットの旅行記は?
まず手軽に情報収集できるのがネットですね。
行きたい旅行先で検索してみると、大手旅行メディアサイトや
「絶対に訪れるべき観光スポット30選【完全保存版】」
みたいなやつが出てくるはずです。
もちろん素晴らしい記事もありますが、下手すると行ったこともない人が、ネットで拾った写真や文章をつなぎ合わせて紹介していることがよくあります。
そんな中から、信頼できる質の高い情報を探すのは至難のワザ。
なので、僕は信頼できる(自分と価値観の合う)旅行ブロガーさんの情報以外はあまり参考にしません。
(このサイトもそんな信頼されるサイトを目指しています!)
SNSは?
SNSでの検索も最近の主流ですね。
キレイな写真がいっぱいで旅行欲を刺激されますが、いざ行ってみると
「あれ?なんか思ってたのと違う・・・。あの人写真撮るの上手すぎだろ」
となることも多いものです。
それもそのはず。
基本的にSNSで多くの人に見られている写真は、好条件が重なって、その観光地が一番映える瞬間を写したものです。
旅行の満足感は、自分の期待値とのギャップにあると、僕は考えています。
美しさ100点だと期待していたのに80点しかなかったらガッカリしますし、美しさ50点だと思っていたのが70点だったら満足度は高くなるはずです。
冷静に考えると80点の場所の方がキレイなのに、結果的には70点の方が「行って良かった」になります。
なので、わざわざ期待値を無駄に上げてしまうSNSで探すのは、あまりオススメできません。
もちろん写真に収まらないエネルギーを持っている観光地なら問題ないですが、写真に負けていた場合のダメージが大きいですので。
そもそもSNSだと文字制限もあるので、断片的な情報しか得られないという面もあります。
ガイドブックは?
僕は結局、「情報が最新で、網羅的に紹介されているガイドブックって、実はめっちゃ使い勝手良くね?」という考えに落ち着きました。
「今時、紙のガイドブックなんて、旅行中に荷物が増えるだけじゃん」と思った人にも朗報です。
今はガイドブックも進化していて、追加料金を払わずにスマホで同じ内容が読めるサービスもあります。
他には「ガイドブックに載っているような所に行っても、その地域のことなんて何も分からないよ」と言う人もいるかも知れませんが、そういうのは一通り有名どころを行ったあとに自分で考えましょう。
どの会社のガイドブックが良い?
まずガイドブックで重要なのは情報の信頼性です。
最近はコロナの関係で状況が変わっていることもあるので、毎年最新号を出している出版社が望ましいです。
この時点で選択肢は、ガイドブック大手の”るるぶ”と”まっぷる”に絞られます。
(海外旅行だと、”地球の歩き方”も選択肢に入りますね)
るるぶは旅行会社が、まっぷるは地図会社が発行していますが、内容の違いは誤差みたいなものです。
しいて言うなら、映画が好きな人はるるぶ、車で行く人はまっぷるが向いています。
僕のオススメは、スマホで紙と同じものが読めるまっぷるです。
一回データを読み込んでおくと、次からは通信不要なので旅行先でも安心です。
るるぶもスマホで地図が読めるサービスをやっていますが、内容がかなり薄いです。
なので僕は、まっぷるのガイドブックを買うようにしています。
ガイドブックのサイズは?
店頭に行くと、内容は同じだけど小さいサイズのガイドブックが売ってあります。
僕はそもそも旅行中は紙で持ち歩かないので、通常の一番大きいものを買っています。
大掃除のときにガイドブックを見つけて、「あ〜、行った行った」と懐かしむのも、大きい方が都合が良いです。
ガイドブックの裏技
いくつかの旅行先へ行くときにオススメなのが、AmazonのKindle Unlimited(キンドル アンリミテッド)です。
Amazonがしているサービスで、月額980円で200万冊以上が読み放題になります。
(初月無料で30日以内に退会すれば、お金はかかりません)
るるぶや、まっぷるも含まれているので、まとめて情報収集したいときにピッタリです。
僕も東北やヨーロッパをまとめて旅行するときに利用しましたが、めっちゃ便利でした。
スマホでもタブレットでも、好きな端末からオフラインで見ることができます。
旅行ガイドブック以外にも、色んな雑誌や話題の漫画も読み放題なので、すげえサービスだと思います。
ただし、最初は面白がって「読み放題だ〜」と思って色々ダウンロードしますが、1ヶ月も経てば使わなくなる人も出てくると思うので、忘れずに解約しましょう。
グルメ情報は?
万能と思われた旅行ガイドブックにも弱点はあります。
それはグルメ情報。
良くも悪くもガイドブックには、ザ・観光地な飲食店が載っています。
都市圏の飲食店はまだいいですが、地方都市の情報になると観光客しか入らないような店と、何回でも通いたくなる名店を同列に扱っていることがよくあります。
食べログなどに頼る手段もありますが、観光地で評価が高いところは無駄に長い行列ができているはず。
並んでも美味しければ許せますが、そうじゃない場合は、ものすごく損した気分になります。
そんな悩めるときに活躍するのが、地元の観光案内所です。
地方都市の観光案内所
観光案内所の人たちは、その地域のプロです。
たとえ案内所で働き始めて一ヶ月目の新人だろうが、その辺の旅行者には負けない知識量を持っています。
これを活用させてもらわない手はありません。
観光案内所は駅近とかにあるので、窓口へ行って「この辺で、ご当地のものが食べられるお店はありますか?」と聞いてみましょう。
地方都市なら、ご当地グルメが食べられる場所のマップをくれるかもしれません。
複数の場所を勧められたら「あなたの個人的なオススメはどこですか?」と聞くと良いと思います。
「一番美味しいところは?」と聞いても、その場所から一番近い店を紹介されるのがオチです。
他の方法として、地元のタクシー運転手や、たまたま知り合った人に聞いてもいいかもしれませんが、知り合いのお店や行きつけを紹介される可能性があります。
それはそれで楽しいのですが、「この土地にしかない美味いものが食べたい」という時にはちょっと不都合です。
旅行中にやって欲しいこと
旅行中に一つ試してもらいたいことがあります。
それは空き時間に、旅行ガイドブックを一通り読んでみることです。
なぜか旅行を開始してからガイドブックを見ると、何回か読んでるはずなのに頭に入ってくる情報に違いが出てくることがあります。
僕も寝る前に読んで、「こんな場所あったんだ!」と思って、次の日の予定を変えることがよくあります。
寝る前でも朝でも、好きな時間に試してみて下さい。
移動中に読んで気分が悪くなったら困るので、ホテルに着いてゆっくりしたぐらいがオススメです。
最後に
以上が、僕なりの方法です。
ほとんどガイドブックに頼ったやり方ですが、やっぱり情報の量と質のバランスが一番良いです。
何十年も旅行誌を発行しているノウハウは、半端ではありません。
その知恵を有効活用させてもらいましょう。
また、このサイトでは僕が実際に訪れて、オススメできる観光地だけを厳選して紹介しています。
ガイドブックなどには書けない素直な評価をしていますので、ぜひ合わせて参考にしてみてください。
あなたの旅行が少しでも充実したものになるように、心から願っています。